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アメリカ移民ビザ取得への道       (移民ビザ取得編1)


*この写真に特に意味はありません。

さて、彼が無事アメリカに帰国し、ホッとしたのもつかの間。

これからいよいよ移民ビザに申請に向けての準備を始めなくてはなりません。

アメリカ国籍を持つ人と結婚した場合、米国市民の外国籍の配偶者には、最近親者のカテゴリーによる移民の資格があります。移民ビザ申請の最初のステップは、米国市民による移民ビザ請願書(I-130)の提出です。

これは簡単にいうと、アメリカ国籍を持つ人が「私は外国籍の人と法的に結婚しましたので、彼/彼女とアメリカでの生活を始めるために、配偶者をアメリカに呼び寄せたいです!」ということをクレームするためのものです。なので、ビザ申請の資格を与えてもらうための請願書、といったところでしょうか。こちらはアメリカ国籍の方が申請するものですので、私たちの場合には旦那さんがシカゴにあるアメリカの移民局(Citizenship and Immigration Services : USCIS)に必要資料を送りました。

大使館の注意書きにもありますが、この後の流れとして、「請願書を米国の移民局に提出した場合は、米国内のナショナルビザセンター (National Visa Center: NVC)から請願者およびビザ申請者にインストラクションが直接送られます」とあっさり書いてありますが、ここに大変な時間がかかります!

具体的にどれだけ時間がかかったかというと、8月末にはI-30と他の必要書類を全て送付しておりましたが、その後NVCから請願書が認められたので、ビザ申請に必要な手続きを開始していいですよ!との連絡が来たのは年が明けた2月のことでした。

この間は全く音沙汰なし。

ケース番号でステータスを確認してみたり、移民局に問い合わせてみても、「現在審査中」という回答しか得られず、ただ時が経つのを待つしかありませんでした。まぁ世界中からビザの申請が大量に送られてくるわけで、それを順々に進めていく上でだいぶ時間がかかるのでしょうね。

周囲の人にも「まだビザ下りないの?」「いつアメリカ行くの?」と常に聞かれ、「私がそれ知りたいわっ!」としか答えられないもどかしい日々が続きました。

まぁ悲しんでいても来ない連絡は来ないので、その間に今ある生活を楽しみながら静かに待つのが賢明だと思います。

ネットではこの待ち時間は早い人で3ヶ月、遅い人で1年くらい と書いてあったのを見たので、1年もかかったらそれこそどうしようと心配しましたが、私の場合は半年でビザ申請ができる手配が整いました。

備考:この後にも出てきますが、婚姻時に姓を外国姓に変更した場合には、パスポートに記載の名前も外国姓に変更をしておく必要があります。

I-30を提出した時点では私のパスポートはまだ旧姓のままだったのですが、NVCから連絡が来る前にパスポートの氏名変更をしました。

パスポート氏名の変更はこれまでは既存のパスポートに追記をする形で対応ができたということですが、今は追記ではなく、新しいパスポートの発給が必要になります。

新しいパスポートが発給される=パスポート番号が新しくなるので、これまでの書類で使用していた古い番号から新しいパスポート番号に切り替えをしてもらう必要があります。

私も新しくなったパスポートの写真のページをNVCに送り、システム上でも変更をしてもらいました。この変更は必ずこのタイミングで行う必要はないのかもしれませんが、時間のあるうちに行っておくのが良いかと思います。

この先の流れについては、前にも紹介したアメリカ政府の下記のリンクが大変参考になりました。ステップごとに必要な書類についての詳細な記載がされているので、待っている間に目を通しておくと良いかもしれません。

→移民ビザ取得編 2に続く

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