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アメリカ移民ビザ取得への道        (国際結婚編1)


(For the next following posts, I will be talking about immigration visa process in Japanese!)

私のことを個人的にご存知の方以外のためにお伝えしますと、そもそも私がなぜアメリカのアーカンソー州に来ることになったのかと言いますと、ずばりアメリカ人の旦那さんと結婚したからです!彼はアーカンソー出身でもなんでもありませんが、たまたま今の仕事をアーカンソーでしている故に私もこの地に来ることになりました。

そもそもアーカンソーってどこ?という方は是非おググりください。アーカンソーって何があるの?という方は大体私と同じくらいの知識レベルだとお考えください。

この先何回かに分けて、とってーも時間のかかった結婚〜移民ビザ(配偶者ビザ、CR1)取得までについてお話をしようと思います。

私も色々と必要な準備を進めていくうちに、わからないことが多く、その度に過去に同じような経験をされた方のブログや掲示板に記載されていた内容を参考にさせていただき、大変助けられました。そのお礼にと言えるものでもないですが、これから結婚をされる方、ビザの申請を進めていく方の参考に少しでもなれば幸いです。長文になりますが宜しくお願いします。

まず、いきなりですが私たち夫婦は今回結婚〜ビザの申請を始めるにあたり、ある重大なミスを犯してしまいました!それは、手続きがいろいろと面倒くさいから、ギリギリまで全体の細かい流れを確認せずに待ってしまったこと!です。

どういうことかと言いますと、我々の場合、学生時代にアメリカで出会い、その後遠距離で交際を続けていましたが、彼はアメリカ国籍を持ち当時からアメリカ在住、私は日本国籍で当時日本在住でした。お恥ずかしながら、私たちは日本で入籍し、ビザの申請をしたら私が渡米し、ビザが下りるのをアメリカで待って、ビザが下りたら自動的に永住権(グリーンカード)が取れるものだと思い込んでいたのです。

しかーし!今となっては「そりゃそうだよね」という感じなのですが、移民ビザが下りる前にアメリカに渡米することはできないのです。(短期の旅行の場合を除く)つまり、申請だけしてそのあとすぐに移住してアメリカでビザ待ちをするのではなく、ビザが下りるまでは日本で待っていないといけなかったのです。

その事実が判ったのが、最初のビザアプリケーションを申請し終えた後、何なら当時の会社の上司にも、「そろそろ仕事を辞めると思います」なんて言ってしまったものですから、心はもう完全にアメリカにあった私は当時大変なショックを受けました。全てはちゃんと調べなかった私が悪いのですが。

そんなショックを受けないためにも、これから結婚〜ビザの申請をされる方にはとにかく早い段階から申請のプロセスに目を通しておくことをお勧めいたします。結婚手続きについてまずよく読むべきはアメリカ大使館のサイトです。こちらは英語と日本語での閲覧が可能です。

また結婚後ビザの申請手続きについては、アメリカ大使館のサイトに加えて、(英語のみになりますが)アメリカ政府のビザプロセスについてのサイトも非常に細かく、わかりやすく説明がされているので、参考にされると良いと思います。

個人的には我々と同じような境遇の場合(片方がアメリカ在住、もう片方が日本在住で、日本で結婚し、アメリカからビザの申請をする場合)結婚する!と決めたタイミングより前に目を通しておいても全く問題ないと思います。

ちなみに私たちは日本で婚姻届を出してから、ビザが下りてアメリカに無事渡米できるようになるまで、ほぼ丸1年かかりました。つまり、婚姻届を出してから新婚生活1年目になるべく年を、お互いの国で仮面夫婦として過ごす、というなかなか切ない状況に置かれたわけです。

ではなぜ私がK1ビザ(婚約者ビザ)を申請してまずアメリカに渡り、アメリカで結婚手続きをすることを選ばなかったのかというと、単純に当時私は日本で職に就いており、彼は大学院を卒業したばっかりだったため、K1ビザで入国したはいいものの、その後仕事もないままに手続きを進めていくよりも、経済的に私が日本で仕事を続けた方が良いと考えたからです。

こんな背景のもとにお話をさせていただければと思います。

はじめに申し上げておきますが、日本で結婚をする場合、必要書類を英訳したり日本語訳したりする必要が出てきます。この翻訳は自分で行うことができますが、途中でよくわからなくなったり、質問が出てきた場合には、日本語(と英語)の分かる人の対応が必須ということです。私たちの場合、旦那さんは日本語を話せないので、翻訳の必要な書類関連の準備は全て私が行いました。が、これまた面倒くさくて、途中「なんで私だけこんな思いをしなくちゃいけないの!」とイライラすることもありました。

また結婚〜ビザ手続きを進めるにおいて、様々な書類を集める工程で色んな人に質問をしに行ったり、行ったことのない場所に赴いたり、不安と緊張に駆られ体力的にも精神的にも疲れる瞬間もあると思いますが、お相手の方のサポートと一緒に頑張って乗り切ってください。

それでは次回から、国際結婚(相手がアメリカ人の場合)のプロセスについて、覚えている限りで順を追って説明をしていきたいと思います。

→国際結婚編2に続く

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